都道府県名の20字

日本の都道府県名は、小学4年生の社会の時間に学習するのですが、その中には小学校では必修になっていない漢字がいくつか含まれています。埼玉の「埼」とか栃木の「栃」、茨城「茨」などです。

 

小学校での必修漢字数は、現在1006字なのですが、これは1989年から変わっていません。どうやら漢字が苦手な小学生が多いという理由で、増やすことを避けていたようです。でも、やっぱり都道府県名で使われる漢字は小学生のうちに覚えてほしいですね。

今回、都道府県名の20字が新たに加わったことにより、小学校の必修漢字数は1026字となります。

 

ちなみに、2010年に都道府県名はすべて「常用漢字」に指定されています。

 

当教室では漢字の重要性を重んじ、小中学生には「漢字検定(漢検)」の受験を積極的に勧めていますが、漢検のレベル別の対象漢字数が2級では「常用漢字のすべて(2136字)」、準2級では「常用漢字のうち1940字」となっています。2級と準2級は、2010年に追加された196字が含まれているかどうかが違います。