将棋界の一番長い日

この前の日曜日、A級順位戦の最終戦が行われました。


将棋の棋戦にはいろいろありますが、その中でも一番重要なのが名人戦です。現名人の羽生さんへの挑戦者を決めるのがこの順位戦といわれるリーグ戦です。

A級は10名なので5局ありますが、それが千駄ヶ谷にある将棋会館で一斉に行われたわけです。


なぜ長いのかというと、この将棋は「持ち時間」といって考えてもいい時間が各自に6時間ずつあり、昼食などの休み時間も含めると、丸一日となります。

午前10時に始まり、最後の対局が終わったのは、深夜の2時を過ぎていました。


しかし、この最終戦の結果、4人が6勝3敗で並んでしまいました。この日で終わるはずだった戦いが、あとプレーオフで3日間行われることになりました。


4人によるパラマス式トーナメント形式で、それに勝ち残った勝者が羽生名人に挑戦することになります。