囲碁

京都大学の医学部を卒業してから、囲碁棋士へ転身した坂井秀至さんが囲碁をやることで受験に必要な力が身につくということを話していました。

 

囲碁では、どうすれば陣地をより広く囲えるかという「空間把握能力」や陣地をめぐるきわどい数の争いでは「瞬時に正確に計算する能力」が問われます。

 

また長い時間考え抜く集中力が養われ、情操教育にはとてもよいわけです。

 

さらに、負けた場合に自ら「負けました」と宣言、つまり投了することによって、自分で負けを認めて、また切り替えて次の対局に生かす心構えが要求されます。子どもにとって、自分の負けを受け入れるのは、なかなかつらい状況ですが、その繰り返しの中で精神面が鍛えられる意義が大きいのです。