終業式

今日は中学校の終業式でした。

 

小学校は2期生を取っているので、前期はまだ続きますが、とりあえずは夏休み前の最後の登校日ということになりますね。

 

さて終業式というと、通知表です。

 

「○○で5が取れました。」と嬉しい報告をくれる子もいれば、「頑張ったのに4でした。」とがっかりしている子もいます。

 

いつも思うのは、塾での様子を見ているだけでは、その子の通知表の評価は全くわからないということです。

 

以前の「相対評価」では、ほぼテストの成績に応じて通知表の評価がつけられていました。五段階評価でいうと、上位7%が「5」、続く24%が「4」、中間の38%が「3」、次の24%が「2」で、最下位層の7%が「1」です。

 

ところが、2002年度より始まった「絶対評価」では、先生が独自の基準で成績をつけることになっています。1~5をつける人数に制限がない上に、「知識・技能」より「関心・意欲・態度」を重視するので、たとえテストの点が低くても、授業態度や宿題の提出状況がよいと5になったり、その逆にテストの点は良くても、授業態度が悪く忘れ物が多いと4になります。

 

それゆえ、私の思っているのと全く違う評価を取ってくる生徒もいても不思議ではないのです。