普段の勉強

中学生になると「中間」とか「期末」と呼ばれる定期テストがあります。よくテスト1~2週間前からの勉強についていろいろと語られますが、それ以上に大切なのが普段の毎日の勉強です。

 

簡単に言うと、学校の授業の予習と復習です。人間の脳は入ってきた事柄とを基本的に忘れるようにできています。つまりせっかく学校の授業で習ったことも、何もしなければ自然に忘れていってしまうものです。それを忘れづらくして、記憶を定着させるのに有効なのが予習と復習です。記憶の早い段階で繰り返して脳に信号を送っておくと、これは重要なことなんだと脳が認識してくれて、優先的に記憶にとどめようとしてくれるわけです。

 

もしも定期テストが最終的な目標で、そこでさえいい点数が取れればいいというものであるならば、いわゆる一夜漬けのような勉強も悪くはありません。

 

しかし、入試やもっと長い目で見て、一生の知識として蓄えたいのであれば、テスト前だけの勉強では不十分で、それではあっという間に忘れてしまいます。

 

普段から少しずつでいいので勉強をしておくと、テスト前の勉強の時にも楽ですし、しかもその後長い期間記憶に留まってくれることになります。

 

毎日の勉強を大切にしてほしいと思います