脱暗記入試へ

 現在の歴史の大学入試で出題される用語が細かすぎるために、高校の授業も暗記中心になりすぎているという議論が出ています。

 

 現在の高校の世界史や日本史の歴史教科書に載っている用語は1950年代の約3倍にもなっているそうです。これは大学入試で細かい史実を問う問題が出されるたびにその用語を教科書に新たに追加するということを続けてきたためだそうです。

 

 これからの入試では暗記よりも思考力や表現力を問うように変わっていくことを踏まえ、歴史上の役割や意味が大きくない用語や人名を削る方針だそうです。

 

 「クレオパトラ」「ガリレオ・ガリレイ」「武田信玄」「上杉謙信」「坂本龍馬」「桶狭間の戦い」などが削られるようなのですが、結構なじみ深い人物・用語だけにちょっとびっくりです。