東ロボくん

東京大学の入試に合格することを目標に、国立情報学研究所が開発を進めてきた人工知能「東ロボくん」ですが、残念ながら東大受験は無理と判断し、あきらめることになりました。

 

先日のセンター試験模試の偏差値は57.1で、MARCHや関関同立、23の国公立大学には十分合格する実力も示しています。でも、東大二次試験を受けるための足切りの点数には届きませんでした。

 

苦手科目こそないのですが、問題文の意味を深く理解したり、知らない単語の意味を考えたり、前後の文章のつながりを正確に理解したりすることがAIは苦手です。このまま開発を進めても、この点はどうしても克服できないというのが今回の断念の理由だそうです。